【パン屋さん向け】売上UP&売れ残り解消! 「作ったパンが売れる」繁盛店の売り場づくり実践ガイド
目次
- 取り組み① すぐに実践!人気5品目のPOP・プライスカードを目立つものに変える!
- 取り組み② 人気5品目の価値を伝える売り場に変える!
- 取り組み③ 今やれることをやる!即行動!
- まとめ
お客様に商品価値を伝えることができていますか?
「パンでつながる人と人。心と心。地元から応援、愛されるパン屋さんへ」をビジョンとするシズル藤岡の【繁盛の極意】です!
今回は、「お店でつくった商品が、売れる!お店・売り場づくり」についてお話します。

前述にあるように時代が大きく変化しました。
これは、セブン&アイ ホールディングス会長兼ceo鈴木敏文氏の著書、「売る力」よりの抜粋文です。すでに、読んでいらっしゃる方も多いことと思います。
さて、あなたは、この内容を読んで、自店にどんな具体的な取り組みをされましたか?
私たちの一番の願いは、『今日つくった商品が全て売れる!』ことではないでしょうか?
結論、
「作り手」ではなく「お客さまの立場にたって」自分の作っているものの価値を伝えること
ができるかで決まります!
それを可能にするために、次の3つに取り組むことをオススメします。
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今日作ったものが全て売れる!お店・売り場づくり
取り組み①
すぐに実践!人気5品目のPOP・プライスカードを目立つものに変える!
まずは、すぐにできるところから取り組んでみましょう。
人気のパンに興味を持ってもらう、手に取ってもらうために、商品の美味しさ説明やアピールポイントをお伝えするPOPやプライスカード、陳列、棚割り、店頭、販促などを変化させてみましょう。
するべき8つのこと
難しく考えず、まずはあなたのお店の人気商品トップ5に絞って、以下の8つのアクションを試してみましょう。

その①
自店人気No.1~No.5商品を決めて、お客様に一目で分かるように【人気ベスト5】の吹き出しPOPをプライスカード付けて強調させる
その②
自店人気No.1~No.5のパンに1枚ずつおすすめPOPをつける→ 詳しい作り方は「取り組み②」で


その③
店外・店内に自店人気No.1~No.5を知らせるボードを出す(新聞を広げたサイズ
その④
自店人気No.1~No.5の生産量を今の3倍にする +おすすめの声かけをする
その⑤
入口すぐの平台にNo.1のパンを目立つようにボリューム陳列+POPをつける
その⑥
各品群ごとに棚割りをして、その中に人気自店人気No.2~No.5の商品は目立つようにPOPをつけて、ボリューム陳列する
その⑧
フェア前に新規客獲得のために店頭イーゼル、フェアボード、メール、Instagram+店内に事前告知を出す(2週間~1か月前)

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取り組み②
人気5品目の価値を伝える売り場に変える!
あなたのお店の人気5品の価値を伝える売場に変化させましょう!「価値を伝えるため」にあなたのお店の人気5品目について、ワークシートの問1〜3をしっかりと考えてみてください。
<ワーク>
問1 あなたのお店の人気5品は何ですか?
問2 その商品はどんな時に食べて欲しいですか?
問3 それぞれ、どんなおいしさがありますか?また、どのように食べるとさらにおいしく食べることができますか?

問3のおいしさ説明を読んでみて、ご自分で「買いたい」と思われましたか?
「はい!」と思われたなら、お客様にパンの美味しい価値を伝えることができています。
逆に、「うーん?これじゃあ、買わないなあ~。他のお店のパンと変わらないか?」と、思われたなら、あなたの商品価値を伝えることができないということです。
さぁ!もう一度、「お客様の立場で」。
そのパンを食べたときの見た目、食感、味、風味をイメージをふくらませて、書いてみましょう。

今書いたものを、再度読んでみましょう。お客様の視点でやってみて、「ちがう!!」となればすぐ変更しましょう
「面白い」と感じたことを大切にしたいのです。
そして、このワークから出てきたあなたの「商品への思い」が各商品のおすすめPOPに書く内容になります。
お客さまは、パンへの推しポイントを見つけてファンになってくれます。
売場変化!おすすめPOPのやり方
売場変化!おすすめPOPのやり方をご紹介します。ワークで見つけた「推しポイント」を、お客様に伝えましょう!
① 上位1~5品の<ワーク>から出てきた商品のポイントを書いたオススメPOPをつくる
食感・材料・特徴などをオノマトペを使うと効果的です!
② 商品の後ろに掲示して目立たせる
上位3品はA3サイズの大きなPOPがGOOD!
③各カテゴリーごとにかためて、おすすめPOPをつけた人気商品を一等立地に配置する
各コーナーごとに注目させたい人気商品を配置するのがポイントです!

トレーを持ったお客さまが、店内をぐるーっと回ったけれども「うーん、何を買ったらいいか分からない……」と悩んでトレーの上にはパンが乗っていない……そんな光景は目にしませんか?
それは、パンの推しポイントが伝わってないからです。
各カテゴリーの人気商品を、1番目立つ場所に陳列して、商品の美味しさが伝わるおすすめPOPで後押しして、ボリューム陳列してあげると、お客さまは買いやすくなります。
さぁ、一緒にやってみましょう!
取り組み③
今やれることをやる!即行動!
「お客さまが来てくれない・・・」
「売上が上がらない・・・」
これから先、不安な気持ちをもったままでの毎日の営業では良い結果は出ませんね。
「今、やれることをやる!」
目の前の商品と、目の前のお客様に集中して、日頃のやり方を変えて、お客さま・スタッフと一緒にわくわくしてみませんか!
同じ商品でも見せ方を変えることで、お客様は新しい魅力を感じてくださいます。目の前がパーっと明るくなり心がわくわくすることを感じていただけると思います。
経営者のその気持ちが、商品、売場、そして、スタッフにも伝わるものです。現状に、執着することなく、どうか変化することを楽しんでみませんか?現状のすべては、経営者で99パーセント決まっているのですから。
さぁ!さっそく、やってみましよう。
「 今やれることをやる!即行動です! 」
成功の最大のポイント

売れる売り場 事例紹介
売上をアップさせた事例を紹介しますので、あなたのお店もお客様視点の売り場に変化させましょう。
お客さまが「楽しいな」「食べてみたい」「また来よう!」とワクワクする売り場づくりをしてみて下さい!必ず、成果は上がります!
■ブーランジェリーtatsuyaさん(青森)
青森県のブーランジェリーtatsuyaさんは、地域密着型のパン屋さん。売上に伸び悩んでいた時期、私たちと一緒に以下の改善に取り組みました。
取り組んだこと
●ネーミング変更
変更前:「たつや食パン」
変更後:「しっとりもっちりわたあめ食パン(もちもち)」へ変更商品の特徴を具体的に表現。
●視認性up
- 商品を店内の一番目立つ場所に配置。
- 商品の魅力を伝えるPOPに変更。
- 店頭と入口にのぼりを設置し、視認性を向上。
結果
- 商品の魅力が顧客に効果的に伝わり、口コミが広がった。
- 対策実施の翌日から20本がお昼に完売。
- 週末には100本が完売するほどの人気商品に。
- 売上は翌週に1.3倍、翌々週にはさらに1.3倍と大幅売上アップ!


■オレンジフィールズさん(大阪)
売上が伸び悩んでいたが、店頭と売場の変化が売上アップの第1ステップになり売上アップ!
取り組んだこと
●看板の設置
店頭に人気商品の美味しさが伝わる魅力的な看板を設置
Before

After


●1番商品を目立つ場所に陳列し、おすすめPOPを掲示
人気No.1パンを入口すぐでボリューム陳列&おすすめPOPで価値訴求
Before

After

結果
お客様が何を買うべきか分かりやすくなり、着実に売上アップ!
■小麦工房パナシェさん(福岡)
地元ファンのココロをしっかりつかむ、地域密着型郊外型パン店。フェアと売場の連動で日頃の2倍まで伸びました。
取り組んだこと
●今週の【私の推しパン!】
週替わり「スタッフ推しパン」企画実施。写真付きコメントPOPで親近感を醸成。

●メールマーケティング
メールマガジンなどを活用し、企画内容を告知。
商品の紹介やお客様との会話のきっかけになるだけでなく、スタッフ自身のモチベーションアップにも繋がります。


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まとめ
売れ残りをゼロにしたい!もっと売上を上げたい!そんなあなたへ
今日作ったものがすべて売れるための取り組み
①人気5品目の価値を伝える売場に変える
②人気5品目のPOP・プライスカードを変える
③目の前のお客さまに集中する
これを実践して、売れ残りゼロ・廃棄ゼロ、作ったものが全て売れるお店へと“魅力的・売れる売り場”していきましょう!

売上アップワークシートに藤岡千穂子が赤ペン先生になり、アドバイスさせて頂きます。自店の魅力は?POPやプライスカードって、どんな風に変えるといいの?
自店の魅力や課題が丸わかり!
さ!ご一緒にあなたのパン店を「さらにらしく」魅力的にしていきましょう。
藤岡千穂⼦
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