あなたのお店は「10時間パンを出してませんか?」
あなたのお店の営業時間は 何時から何時までですか?
何時に出勤していますか?
従来型のお店では、朝7時から夜19時までというお店が多いですよね。
7時にパンを並べようと思うと、生地をこねて、発酵、分割、成形、発酵…焼きあげる。その4時間前の朝3時には出勤。だいたい10時くらいまでに1日で販売するほとんど(約90%)のパンを焼ききります。
ここでちょっと考えてみてください。
例えば7時に焼きあがったパンを、夕方のピークタイムに買うとしたら・・・?
お客様が買う時点ですでに10時間が経過していることになりますよね。焼き立てとは ほど遠い「鮮度が悪くなったパン」=「10時間パン」を出しているお店は、残念ながら お客様にどんどん選ばれなくなってしまいます。
\じゃぁ、どうしたらいいの???/
はい(*^^*)
ちょっとした変更をするだけで、鮮度も保てて、とっても効率アップできる時間やりくり術があるんです♪
朝から買いに来るお客様はそんなに多くないですよね?
だから、開店時間は9時か10時に変更。そうすることで出勤時間も5時か6時でよくなり、スタッフの労働時間の改善にも大きく役立ちます。
朝から焼き始めたパンが丁度たくさん焼ける頃に、最初のピークタイムがやってきます。お客様は焼き立てに近いパンを買って、ランチタイムに食べることができる。とても効率がよくなります。
9時か10時に焼きあがったパンが夕方のピークタイムを迎えたとしても、焼きあがってからの時間は従来よりもかなり短縮できます。こうして ある程度の鮮度を保ちながら閉店時間がやってきます。
今までずっとしてきた方法だから、当たり前だと思って繰り返している時間。ちょっと使い方を変えるだけで、とっても楽になります。
余力があるパン屋さんは、夕方のピークタイムに「焼きたてパン」を焼き、さらに集客力をアップされているお店もありますね♪
パン屋さんの大きな魅力の一つは「焼きたて」。
だからこそ、その期待に応えるための工夫はお客様に伝わり、来店の理由へとつながっていきます。
営業時間、あなたのお店でも ちょっと見直してみませんか?そして、少しでも鮮度のよいパンでお客様のこころを掴んでください。