調子に合わせて変える!
常に魅力的な売り場であるための「おっぱいの法則」
あなたのお店は今 調子がいいですか?
・・・それとも、ちょっと今 「う~ん」という感じでしょうか?
もちろん、調子が良いに越したことはありませんが・・・
「調子(売上)が悪い」時の対応がとっても大切なんです。
調子が悪い時、あなたは お店を「調子が良い時のまま」にしていませんか?
お店は生き物です。
お店の調子(売上)に合わせて、売場を変える!
実はそうすることで、調子が悪いはずのお店を魅力的に見せることができます。
調子が良い時のお店の状態はこんな感じです。
中心辺りが主力商品でたっぷり焼きます。端に行くほど、生産量は少ない。
売場面積に対して、しっかり生産量と種類もある。メリハリがあり、充実した魅力的な売場です。
逆に 調子が悪いお店はこんな感じ。
売場面積も棚の数も商品の種類も、調子が良い時と同じです。生産量だけ少し減らしているので、全体的に品薄な感じに見える。だから、どうしても魅力も減ってしまいます。これを「ぺちゃぱい」と呼んでいます。
\そこで、魅力的な売場にするために 手を加えましょう♪/
- 商品の種類(品揃え)は 休む!
- 売場面積は狭くする
- 棚を減らす
おもいきって減らして、レイアウトしなおします。
今までのパンの種類から、上位商品へ絞った商品構成に変更し、人気のある売上の高い商品は生産量は減らさずに作ります。棚を減らしたところは、テーブルや椅子を置いてイートインにしたり機能的に使います。
「ぺちゃぱい」になってる はみ出たお肉の部分を寄せて上げて、きれいな形にする感じですね。 これが、調子が悪い時でも 売場を魅力的にする「おっぱいの法則」。
30年ほど前に、この法則を作り出してからたくさんのお店で実践して成果を上げてきました。
例えばこのお店。小麦工房パナシェ三苫店さん。
売上も悪く「もう閉めないといけないか…」と悩んでいた所でおっぱいの法則を実践していただきました。
*売場は元の面積の半分に。
元々棚だった右側(窓際)をカウンターとして使い椅子を置き、イートインコーナーに大変身。元の席数よりも増やすことができました。
*商品の種類・数も多かったので半分にカット。
売上の上位10品だけはたくさん焼いて、目立たせる。
それにプラスして、おしゃれなだけだった表の看板にパンを大きく描いて「パン屋さんだと分かりやすく」変更。
経費がかかり反響がなかったチラシの代わりにパンダントツを販促として導入しました。
その結果、半年で売上がV字回復。今は黒字になり、繁盛店になりました。
「あれ?ちょっと調子が落ちてきたな」という時は、ぜひ思い出して実践してみてください。
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